人材派遣企業比較

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ラディアホールディングス

(旧グッドウィルグループ)

フルキャストグループ オープンループ

面白い話があります。

昔横浜に家庭教師派遣を手広くしていた会社がありました。その学生社長はAは新規事業がすきで、コンサルタントB氏に依頼して新規事業企画を依頼。

B氏が当時日雇いが手配師によって朝公園などで労働者を拾うということに眼をつけて、学生を登録制にしたらどうか、と発案してできたのが、軽作業請負でした。

この事業は思ったよりあたり、家庭教師派遣の企業にとってドル箱事業になりました。

B氏は事業企画者としてこの事業の責任者になるはずが。。なんとA社長はB氏とのコンサルティング契約を解除。自分で事業を始めます。

路頭にまよったB氏が偶然出会ったのが、六本木のディスコの企画で頭角を現したものの派閥争いで大企業から弾き飛ばされたC氏。

C氏はB氏と事業を始めます。

ベンチャーキャピタルなど投資企業に強力なコネを持つC氏はB氏が持つ事業手腕に協力な助っ人となりました。

おかげで後発のC,B氏両氏の企業は瞬く間にA氏の企業を追い抜き、業界トップとなります。

とこがC,B氏との間にはしだいにすきま風がふきはじめます。

強力なカリスマ性で自社内を支配しはじめたC氏にB氏は引きはじめます。

B氏は会社が上場した後に、みずから子会社にコールセンター業務を主体とする企業を設立し、親会社はCの思うようになります。

C氏は軽作業派遣(後に法改正で人材派遣業となる)ばかりでなく介護事業に手をだしはじめます。

一方でB氏は持ち株をずべて売却、子会社を買い取り、新しい企業として出発します。

このストーリーのA氏はフルキャストの平野岳史氏。

C氏はもちろんグッドウィルの折口雅博氏。

そしてB氏は、グッドウィル・コミュニケーションをMBOして現マスターピースグループの社長となった佐藤修氏です。

ぼろ会社オープンループ駒井茂社長はこのストーリーには出ませんが、私が昔オープンループの前身のトラストワーク(投資当時はグレートウォール)に投資する際に調べた事実です。(からみといえばせいぜい折口さんに買収を持ちかけられたものの、あまりの安い評価で売却を断念したことくらいでしょうか。ご本人の実力から考えたら売ったほうが正解だと私は思いましたが。。。)

佐藤氏とは2度、マスターピースを創業したときにお会いしています。

人生いろいろありますが、佐藤氏ほど面白い人生を歩んだ人はいないでしょう。

マスターピースは大連などにコールセンターを設置して低価格でのアウトソーシングサービスを提供しています。

もうすぐ上場することでしょう。

人のビジネスをかっぱらう泥棒経営者やうそばかりいって増資しかしない<増資社長>よりも、新しい発想で革新的な事業を創造する社長を私は応援したいです。

マスターピースの佐藤社長にはぜひがんばってほしいです。

 

 

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